お散歩エリア
『小村井』駅周辺
『散歩の醍醐味!小さな発見が続々!』
2020年3月7日(土)放送分
ゲストさんは…
- アンガールズ(山根良顕さん・田中卓志さん)
- 川上麻衣子さん
亀戸線の駅の一つ墨田区・小村井(おむらい)は、明治22年まで小村井村として親しまれていました。特殊な専門技術を持つ町工場が多く、そこで働く人々の胃袋を満たす安くて美味しい店が軒を連ねています。
謎の名物“小村井飯”、なぜか癒される薪ストーブ専門店、謎の“たまに開く店”など小さな発見続々のお散歩です♪
今回も増岡さんがお休みで富永みーなさんがナレーションです。そろそろ心配なんですが……大丈夫でしょうか。
Kitchen KAMEYA / 小村井香取神社 / torinos / たまに開く店 / 岩澤硝子 / ファイヤーワールド永和 / 長屋茶房 天真庵
Kitchen KAMEYA 洋食館|絶品ソース&ふわとろオムライス
アンガールズ&川上麻衣子さんとともにスタートした今回のお散歩。小村井(おむらい)と聞いて皆さん馴染みのない地名だそうです。
――とりあえず何かお腹に~ということになり「山根は小食だからね」と有吉くん。しかし最近体を鍛えているそうで結構食べるみたいです。お子さんが成長すると抱っこも辛くなりますもんね。
5人はさっそく小村井駅から歩いてすぐの洋食店『Kitchen KAMEYA 洋食館』さんへ♪
こちらではホワイトソースやトマトソースなど、料理で使うソースは全て自家製。特に自慢のデミグラスソースは人参・玉ねぎ・トマト・セロリなどたっぷりの野菜と牛すじを煮詰め、さらに人参・玉ねぎ・牛すじを追加し煮詰めます。
4日間何度も繰り返すことで、深みのあるソースが出来上がり!
そんなデミグラスソースを存分に味わえるのが名物<小村井飯(おむらいす)>。ベーコン、玉ねぎ、マッシュルームが入ったケチャップライスにたまごをふんわり。甘めのライスをデミグラスソースがぐっと引き締めてくれます。
- 有吉くん:デミソースハンバーグ(200g¥1,320)
- 田中さん:洋食屋のメンチカツ(¥850)
- 山根さん:ハンバーグ&ナポリタン(¥1,040)
- 川上さん:小村井飯(オムライス)(¥1,040)
- 生野さん:ナポリタン(¥800)
料理を待っている間ペットの話に。実家でワンちゃんを飼っている田中さんとは逆に、ペットロスになりそうで飼えないという山根さん。
すかさず「田中ロスは?」と有吉くんが質問すると、「仕事行くとき泣くかも……」と正直すぎる優しい山根さん。「見えなくても傍にいるから!」と田中さんが促すと「じゃあいいか」と即行で解決しました(笑)
【参考】SNS投稿・口コミ
『Kitchen KAMEYA 洋食館』info
- 住所
- 東京都墨田区立花2-1-11
- 電話番号
- 03-3619-0547
- 営業時間
- 11:00~15:00、17:00~21:30
- 定休日
- 月曜日
- アクセス
- 東武亀戸線「小村井駅」より徒歩4分
- MAP
小村井香取神社|江戸末期には梅の名所!
墨田区ということもありスカイツリーが近いエリア。視線の先には電柱と同化してなんだか紛らわしいスカイツリーがそびえたっています。
寒さに凍えながら歩を進めますが………何もない(笑)
「神社とか行きたいですね」と山根さん。すると先ほどの洋食店のメニューで<香取神社丼(ジンジャー丼)>というのがあったことを覚えていた川上さん。
その流れでタイミングよくありました『小村井香取神社』!梅の花が綺麗に咲き誇っています。
江戸時代この地には小村井梅園という梅の名所がありましたが明治43年の洪水で廃園に。そこで香取神社が氏子の協力を得て、境内に85種120本の梅を植え『香梅園』として開園しました。
現在も梅の名所として人気のスポット!
5人は美しい梅を眺めながらお参り♪ちょうど天気も良く最高の眺めとなりました。
残念ながら2020年の梅の見頃は終了してしまいましたが、こちらでは開拓・産業開発・勝運などの御利益にあずかれるそうで、お散歩がてらのお参りにも最適なスポットです。
【参考】SNS投稿・口コミ
『小村井香取神社』info
- 住所
- 東京都墨田区文花2-5-8
- 電話番号
- 03-3612-0878
- アクセス
- 東武亀戸線「小村井駅」より徒歩4分
- URL
- 小村井香取神社
- MAP
torinos|昭和35年築の長屋を改装した焼き菓子専門店
あっさりお参りが完了すると「まだ小村井の良いところ探せてない……」と有吉くん。みなさんお願いしますと場所を移動してお散歩を再開します。
すると「カフェ?ゲストハウス?」となんだか渋くてカッコいいお店を発見!焼き菓子の良い香りが漂ってきます……
こちらはリノベーションした古民家長屋の1階に店を構える焼き菓子専門店『torinos(トリノス)』さん。店名は「鳥の巣」に由来し、《お客さんにとって落ち着ける場所、寛げる場所でありたい》との願いが込められています。
一押しの<レモンケーキ>は、バターとコクが深く味がまろやかになる“きび砂糖”を使用。さらにこだわりの平飼い卵にレモン果汁や小麦粉などを混ぜ合わせ、オーブンでこんがりと焼き上げます。最後にレモン果汁&粉糖を合わせたクリームをトッピングして出来上がり!
優しい甘さと爽やかな酸味が特徴の看板メニュー♪
ちなみに2階は8名ほどが泊まれるゲストハウス『墨田長屋』となっていて、1階の奥には宿泊者用のキッチンも用意されています。
有吉くん「(宿泊した朝に)ここでお茶するのいいね」という言葉どおりとってもリラックスできる空間で、ゲストハウスは1名1泊¥3,000~とかなりリーズナブル。
「(この金額で)海外だったら恐いね」という話から、インド滞在時に「暑すぎてベッドにバケツで水をかけた」という有吉くんのエピソード。まぢで苦労人ですね(笑)
- 有吉くん:プレーンスコーン(¥220)
- 田中さん:レモンケーキ(¥308)
- 山根さん:piyoプリン(¥308)
- 川上さん:アーモンドクリームマフィン(¥308)
- 生野さん:ベイクドチョコレート(¥385)
スイーツを待っている間はスエーデン生まれの川上さんのお話に。北欧アイテムの雑貨屋さんを経営しているそうで、レジ打ちもされているんだとか!お客さんもビックリですね。
ちなみにノーベル賞の取材でスエーデンに行ったことがあるというショーパンに「誰を行かせてんだ!」と失礼な有吉くん(笑)
ショーパンは意外としっかりものですよ!←
【参考】SNS投稿・口コミ
『torinos(トリノス)』info
- 住所
- 東京都墨田区八広2-47-14
- 営業時間
- 11:00~19:00【日】9:00~17:00
- 定休日
- 月曜日、火曜日
- アクセス
- 東武亀戸線「小村井駅」より徒歩8分
- MAP
たまに開く店|月に4回しか開かない帽子屋さん
再びお散歩をはじめるものの何も見つからず、次第に無言になる5人。。ついには低位置に設置された吉野家の看板を眺めて場をつなぎます(笑)
ひたすら歩いた先にやっと見つけたのは何やら怪しい“たまに開く店”??
こちらは月に4日ほどオープンするご店主の趣味を活かした帽子屋さん。無理せず長く続けるために“たまに開く店”にしたんだそうです。
感性のまま作るので帽子は全て1点もの!
お店は閉まっていたものの、ちょうどご店主さんと遭遇し拝見させていただきます。
マシンガントークのとっても明るいご店主さんに、少々押され気味の有吉くん。髪をセットし直さなきゃいけないと試着を嫌がりましたが、半ば無理やりかぶせられました(笑)
田中さんも川上さんも個性的なハットが何気に馴染んでいて、ご店主は職人さんではないようですが、センスが全くないという訳でもないみたいです(笑)
【参考】SNS投稿・口コミ
『たまに開く店』info
- 営業時間
- 月に4回程度オープン
- MAP
岩澤硝子|職人技!液だれしない醤油注ぎ
なんとかお散歩ポイントが追加されてひと安心の一行は、さらなるスポットを探し求め歩きます。
道中スーパーマーケット『PB FARM』さんのPB(Private Brand)の由来を探ったり、電線がひとつしか繋がっていない電柱を見つけて「プライベートかなぁ?」といじったり、柑橘系の実がなる木を見つけて土壌について語り始めたりとガチの散歩を満喫します(笑)
そしてようやく発見したのは『江戸前醤油注ぎ』と書かれたのぼり。こちらは奥にある巨大な工場に多くの職人さんを抱える創業26年の硝子会社です。
職人さんの手で栓と本体の表面をピタリと合わせる技法「すり合わせ」を施した“液だれしない”醤油注ぎが評判で、醤油を注してもこぼれずしっかりと収まる機能美に溢れた商品に仕上がっています。
実際に醤油を注いでみると、本当に液だれしなくて切れの良い注ぎ口!国内の7~8割の生産を担っているそうです。
確かに中華屋さんや居酒屋さんなんかでよく見かけるなぁ……!
さらにイカの握りを模した置物に興味津々の有吉くん。こちらの商品じゃないものも置いてあるようで、ごちゃっとした店内に「レイアウトちゃんとしたら」と思わずツッコんじゃいました(笑)
- 江戸前すり口醤油注ぎ:小(¥1,210)大(¥1,320)
- 東京スカイツリー醤油注ぎ:雅風(¥1,650)粋風(¥1,650)
【参考】SNS投稿・口コミ
『岩澤硝子』info
- 住所
- 東京都墨田区立花4-14-20
- 電話番号
- 03-3616-0401
- 営業時間
- 9:00~17:00
- 定休日
- 土曜日、日曜日、祝日
- アクセス
- 東武亀戸線「小村井駅」より徒歩5分
- URL
- 岩澤硝子
- MAP
炎の揺らめきに癒される薪ストーブ専門店
新たなスポットを求めてどんどん路地裏へと歩を進めると、初めてTVカメラが通るであろう道が続きます(笑)
そこからしばらく歩き大通りへと出た5人は、<FIRE WORLD>と書かれた気になるお店を発見。
こちらは都内でも珍しい薪ストーブの専門店。品揃え豊富で40基余りが揃うストーブは北米や北欧メーカーから取り寄せられています。
炎の揺らめきやパキパキと木が燃える音にも癒される。精神安定させるのにめちゃめちゃ良さそう。。
ストーブ・煙突・工事費含め予算は120万~150万ほど。薪はこちらのお店だと一箱¥2,800で販売されており、冬の間だけで16万円分くらいは消費するそうです。
お洒落で憧れるけど一般人にはなかなか贅沢。
燃え盛る炎を見て「50年も経てば田中もああやって……」と火葬場を想像する非情な有吉くん。なぜか田中さんが死んだらという展開が多い本日のお散歩でした(笑)
【参考】SNS投稿・口コミ
『ファイヤーワールド永和』info
- 住所
- 東京都墨田区立花4-25-5
- 電話番号
- 03-3616-2871
- 営業時間
- 10:00~18:00【土・日】10:00~16:00
- 定休日
- 不定休
- アクセス
- 東武亀戸線「東あずま駅」より徒歩2分
- URL
- ファイヤーワールド永和
- MAP
長屋茶房 天真庵|名人直伝の絶品そば!
有吉くん「ご飯食べて帰ります」との〆宣言でお邪魔したのは、歴史を感じる佇まいのお店。中に入っても趣きのある雰囲気が漂う素敵なお店です。
こちらは築70年の長屋をリフォームしたお蕎麦屋さん。ご主人は蕎麦打ちの神様と称される達磨そば・高橋名人のもとで修業を積んだ確かな腕の持ち主です。
毎日その日出す分だけを手打ちする蕎麦は千葉の契約農家から頂いた蕎麦粉を粗挽きし、しっかりとした食感と荒々しい風味を兼ね備えた二八蕎麦。
人気メニューの<豚蕎麦(とんさま)>は、蕎麦つゆの“かえし”を使ってじっくり煮込まれた国産の黒豚がトッピングされた一杯。
美味しすぎて全員の分が揃う前に完食する有吉くん。<薬膳カレーそば>やネギが入った温かいつけ汁の<ほっと鶏そば>もめちゃめちゃ美味しそうでした。
こちらでは石臼で丁寧に挽いた珈琲もオススメ!
- 有吉くん:ざるそば倍セット(¥1,650)
- 田中さん:ざるそば(¥850)
- 山根さん:ほっと鶏そばセット(¥1,350)
- 川上さん:薬膳カレーそば(¥1,050)
- 生野さん:豚蕎麦(とんさま)(¥1,350)
【参考】SNS投稿・口コミ
『長屋茶房 天真庵(てんしんあん)』info
- 住所
- 東京都墨田区文花1-6-5
- 電話番号
- 090-2673-5217
- 営業時間
- 12:00~19:00【日】12:00~16:00
- 定休日
- 水曜日、木曜日
- アクセス
- 東武亀戸線「小村井駅」より徒歩13分
- URL
- 長屋茶房 天真庵
- MAP
まとめ
今回はとってものどかで平和なお散歩でした。スポット発見まで時間はかかったかもしれませんが、十分すぎるくらい個性とこだわりが溢れるエリアだったと思います!
今回の視聴者プレゼントは岩澤硝子さんの「東京スカイツリー醤油注ぎ」です!