お散歩エリア
『清澄白河』駅周辺
『お洒落と下町情緒が共存する街』
2020年12月26日(土)放送分
ゲストさんは…
- ぺこぱ(松陰寺太勇さん・シュウペイさん)
- 島崎和歌子さん
かつては倉庫街だった江東区・清澄白河(きよすみしらかわ)は、1995年に東京都現代美術館が開館。これを機にギャラリーが立ち並び、2015年にはブルーボトルコーヒーが上陸し<アートとカフェの街>へ。
後にセンスあふれるショップが次々にオープンし、今や新たなカルチャーの発信地となっています。
ミシュランが認めたモダン中華に芸者に変身できるゲイシャカフェなど、おしゃれさと下町情緒が共存する街です。
今回はラスト以外事前ピックのお報せがなかったので、久々のフリーお散歩かな?
フジマル醸造所 / ラルコバレーノ / 変身スタジオ ゲイシャカフェ / TOKAKU coffee+ / リカシツ / グラスラボ / O2
フジマル醸造所|ワイナリー併設レストラン!
本日はテンションアゲアゲで初登場のぺこぱのお二人と、しっかりマスクスタイルでお散歩スタート。まず最初に訪れたのは“醸造所”と書かれたワインのお店。
こちらは<ワインを日常に>をコンセプトに、1階は契約農家のぶどうでワインを造るワイナリー。2階はそのワインに合う旬の食材を使った、イタリアンベースのレストランとなっています。
自家製ワインが気軽に楽しめるとあって予約がとれない人気店!
ドラフトワイン(醸造所直送生樽ワイン)
→ビールサーバーから生ビールのように炭酸ガスの圧力で提供する、フジマル醸造所の名物ワイン。仄かな発泡を感じるフレッシュな味わい。
- 白:デラウェア(グラス¥660・デキャンタ¥2,640)
→フルーティーでコクのある飲み口。 - 赤:巨峰(グラス¥770・デキャンタ¥3,080)
→巨峰らしい甘やかな香りながら味わいはドライ。あっさりとした味わいでどんなお料理にも寄り添います。
- 鳥取県産 猪のラグーと貫井園さんの原木椎茸 フジッローニ(¥1,980)
- 石黒農園ほろほろ鳥の低温調理 サワークリームとアンチョビのソース(¥1,870)
- 乾農園 海老芋とあんがす牛ミンチのオーブン焼き(¥1,870)
フジマル醸造所の名物『生樽ワイン』は、千葉県産の巨峰と山形県産のデラウェア。
心地よい微炭酸と共にぶどうのフレッシュな香りが口いっぱいに広がり、“すっきりしていて飲みやすい”と好評でした。
そしてワインにぴったりの<山形牛のグリル>。お肉の美しい断面と格別な柔らかさに「美味しい!」と普通にコメントする松陰寺さん。
本当に美味しい時はそれが全て!春日さんも美味しいときは「うまし!」も忘れちゃうからね(笑)
残りの3人は<鹿肉のロースト>をチョイス。口に運ぶなり絶叫するように「美味しい!」と有吉くん。そして出ましたシュウペイさんより先取りしちゃう「決定的ー!」(笑)
下処理の速さに定評のある猪鹿庵(じびえあん)さんで適切な処理を経た臭みのない鹿肉で、柔らかくフォンドボーとキノコの濃厚なクリームソースが鹿肉の旨味を引き上げます。
鹿肉は仕留めてからいかに素早く処理をするかで美味しさが決まるんだって!
- 有&生:生樽ワイン 巨峰(¥770)
- ぺこぱ:生樽ワイン デラウェア(¥660)
有&生&シ:鳥取産 鹿肉のロースト、シャンピニオンソース(¥3,300)
鳥取の猟師さんが仕留めた鹿肉。柔らかく仕上げるため低温調理した後フライパンで焼き、オーブンでじんわりと火を入れます。
松陰寺さん:山形牛のグリル(¥3,520)
表面を強火でさっと焼き上げた後、アルミホイルで包みオーブンで仕上げます。柔らかくまろやかな味わいが特徴。
【参考】SNS投稿・口コミ
『フジマル醸造所』info
- 住所
- 東京都江東区三好2-5-3
- 電話番号
- 03-3641-7115
- 営業時間
- 【レストラン】11:30~14:00(L.O.)、17:00~22:00(フードL.O. 21:00、ドリンクL.O. 21:30)
※現在時短営業中【テイクアウト・ワイン販売】11:30~21:00(L.O.) - 定休日
- 月曜日、火曜日(月曜日が祝日の場合営業、翌火曜日、水曜日は休み)※年末年始 休業 12月31日~1月5日
- アクセス
- 東京メトロ半蔵門線「清澄白河駅」徒歩8分
- URL
- MAP
ラルコバレーノ|人気革小物ブランド!
まだまだ昔ながらの渋い店も健在のエリアを歩いていくと、かれこれ3度もお散歩で訪れている老舗の呉服店『田巻屋』さんが。明るいお母さんと超高額な宝石まで売っている面白いお店です。
久々にお邪魔するとライトセーバーのような光る刀を発見!早速ぺこぱを斬りまくって遊ぶ有吉くん。そして松陰寺さんのまだ見ぬ未来のお子さんのために購入(笑)
沢山お土産をいただいて、またの再開を願いお店を後にしました。
――再び歩き出すと綺麗な革小物が並んだお洒落なお店へ。
こちらでは刻一刻と変わりゆく時代の一歩先を読み、そこで活躍する革小物をデザイン。それを世界トップクラスの技術を持つイタリアの職人達が作り上げています。
店内には小さくて可愛いお財布が多くラインナップ。最近はキャッシュレスで現金を持たない人も多く、小ぶりでコンパクトなお財布が人気なんだとか。時代はまさにミニマリスト!
個人的には現金持ってないと不安なんだよな~。小さい財布に小銭パンパン……
素材もフランス産の山羊革などは軽く傷つきにくく、耐久性にも優れているそうです。小さくてもデザイン性・機能性・実用性と申し分ないクオリティ。
また店名のラルコバレーノはイタリア語で『虹』。その名の通り豊富なカラーバリエーションで、女性を中心に注目を集めています。
最後にはシューペイさんが視聴者プレゼントを一生懸命探してました!
- スマートミニウォレット(¥24,200)
- スマートマイクロウォレット(¥19,800)
【参考】SNS投稿・口コミ
『ラルコバレーノ』info
- 住所
- 東京都江東区三好3-8-8
- 電話番号
- 03-6381-8980
- 営業時間
- 11:00~19:00
- 定休日
- 年末年始 休業 12月31日・1月1日
- アクセス
- 東京メトロ半蔵門線「清澄白河駅」徒歩4分
- URL
- MAP
変身スタジオ ゲイシャカフェ|芸者さんに大変身!
今年の流行語大賞トップ10に落選していたというぺこぱさん。しかし入選すると“消える”イメージがあるようで逆に喜ばしいみたいです。
フワちゃんがトップ10入りしていたということで「終わりだな……」といじる有吉くん(笑)
そんななか訪れたのはなんだか面白そうな<ゲイシャカフェ>。完全予約制だそうですが、特別にお邪魔出来ました!
こちらは映画やドラマ、舞台用のかつらを手掛けてきた『太陽かつら店』がプロデュースする写真スタジオ。時代劇にも精通する一流のスタッフがメイクや着付けを施し撮影をしてくれます。
※カフェとはなっていますがあくまでスタジオとなっており、飲食できるわけではないそうです。
今回は頭だけでもセットしていただこうと、化粧は既に整っていた松陰寺さんがお試し。かつらをセット中普通に「痛って!」と口走ったり被るのには一苦労。
昔のかつらは硬いし重いし大変だったみたいだけど、今のはいくらか快適なんだろうなぁ。しかし頭のサイズがね……(笑)
軽くメイクも施してもらい結構お似合いの仕上がりに。ということで特別にかつらをお借りしたまま、お散歩を続けることになりました(笑)
芸者:¥18,000(税別)~
『ゲイシャカフェ』info
- 住所
- 東京都江東区森下2-21-4
- 電話番号
- 03-3846-7616
- 営業時間
- ※完全予約制・詳しくは、HPにてお確かめ下さい
- 定休日
- 年末年始の営業は、HPにてお確かめ下さい。
- アクセス
- 都営大江戸線「森下駅」徒歩3分
- URL
- MAP
TOKAKU coffee+|お昼に売切れる人気プリン!
「お茶しますか~」と訪れたのはお洒落なコーヒーショップ。「芸者さんもいいですか?」と一応許可を取ってお邪魔しました(笑)
こちらでは同じ豆でも焙煎の仕方で味が異なるなど珈琲の奥深さを知ってもらおうと、浅煎り・中煎り・深煎りとそれぞれ得意とするお店に焙煎を依頼しています。
さらに口コミで評判を呼びお昼で売切れてしまうこともある<ブラジルプヂン>が人気。
ブラジルではプリンを“プヂン”と呼ぶんだって!
「しっかり甘くて美味しい♪」と大好評でしたが、かつらが重くて食べづらそうな松陰寺さん。ちょっとすべるとすぐ時を戻しちゃいます(笑)
一方シューペイさんは<紅茶とバナナのチーズケーキ>をチョイス。
ミルクティーに完熟のバナナ、クリームチーズを合わせた一品は、しっとりした生地に紅茶の香りとバナナの甘味が奥行きをもたらす美味しさです。
有&生&松:中津さんのブラジルプヂン(¥500)
コンデンスミルクで作られており、固めで濃厚な味わいが特徴。さらにココア風味のスポンジケーキを合わせ風味と食感をプラスしています。
シュウペイさん:紅茶とバナナのチーズケーキ(¥450)
【参考】SNS投稿・口コミ
『TOKAKU coffee+』info
- 住所
- 東京都江東区清澄3-1-3
- 電話番号
- 03-5875-8834
- 営業時間
- 10:00~18:00
- 定休日
- 火曜日※年末年始 休業 12月28日~1月6日
- アクセス
- 東京メトロ半蔵門線「清澄白河駅」徒歩7分
- MAP
リカシツ|ビーカーや試験管をインテリアに!
これにて多忙なぺこぱのお二人とはお別れ。続いて登場した島崎和歌子さんとお散歩!【リカシツ】と書かれたお洒落だけど謎のお店へ。
こちらは昭和8年からある理化学研究用の卸問屋が、理化学とインテリアの融合を目指しオープンさせたショップ。ビーカーや試験管などを一般向けに販売しています。
電子レンジでも使えるし目盛もあって便利!
昔はぴんとも来ませんでしたが今やお料理に使ったり、花瓶やインテリアとして飾ってもお洒落。アルコールランプもちょっとしたお料理に使えちゃうらしいです。
――さらに3人は蒸留器で抽出した蒸留水に、抗菌・殺菌作用のあるハーブを含ませたマスクスプレーを手作りすることに!
- STEP.01
- エタノールにオレンジスイート!
- ビーカーに殺菌効果のあるエタノールを入れ、オレンジスイートのアロマオイルを2滴入れる。
- STEP.02
- 好きなアロマオイルをプラス!
- さらにローズマリー・ペパーミント・ティートリー・ユーカリラディアータの4種類から選んだ2滴をプラス。
- STEP.03
- 蒸留水を加える!
- エタノールとアロマオイルが入ったビーカーに、水を蒸留させて不純物を除去し純度を高めた「蒸留水」を加えかき混ぜる。
- STEP.04
- ボトルに詰めて完成!
マスクの外側にシュッシュとするだけで、香りプラス風邪予防にもなるんだって!
このような催しは斜め向かいにある蒸留をテーマにした『理科室蒸留所』にて開催。ワークショップではマスクスプレーや化粧水、ハンドクリームなどいろいろ作れるそう。
こちらでは手作りコスメの材料となるアロマウォーターの製造を行ったり、水出し珈琲などドリンクの販売を行っています。
- はじめての蒸留とクラフト体験講座(¥4,950)
- アロマウォーター蒸留とアロマテラピーの 基礎講座(¥6,050)
- アロマウォーター蒸留とアロマテラピーの 実践講座(¥6,050)
【参考】SNS投稿・口コミ
『リカシツ』info
- 住所
- 東京都江東区平野1-9-7-102 fukadaso
- 電話番号
- 03-3641-8891
- 営業時間
- 13:00~17:00
- 定休日
- 月曜日~水曜日(HPで要確認)※年末年始 休業 12月21日~1月8日
- アクセス
- 東京メトロ半蔵門線「清澄白河駅」徒歩5分
- URL
- MAP
GLASS-LAB|醤油さし加工体験!
続いてもワークショップが体験できるクリエイティブな場所へ!
こちらは様々なガラスの加工を行う工房。日本の伝統工芸品『江戸切子』の技法である“平切子”を駆使したお醤油さしが作れます。
平切子ができる職人さんは現在は10人くらいしかおらず、その数少ないお一人がこちらの二代目ご主人!
実践するのはすでにある醤油さしの口に、栓がピタっとはまるよう削り広げる加工。レバーを引くことでガラスが削れる専用の機械を使います。
「26……23……」と機械の目盛に合わせながら少しずつ削っていきます。なぜかその数字の年齢エピソードを盛り込む和歌子姐さん。
23歳で「歌はもういいだろう」と宣告されたそうです(笑)
醤油さしは手作りのため削る程度はそれぞれ異なり、もはや職人さんの感覚。手伝ってもらいながら見事完成させました!
ちなみに有吉くんは23歳はレコード大賞、30歳で猿岩石解散だって(笑)
――さらに世界発信コンペティション2020「特別賞受賞作品」に選ばれたという『砂切子 サクラサク』という作品を拝見。
平切子とサンドブラストを掛け合わせた新しい江戸切子<砂切子>。底面にまで装飾が施されグラスに液体を注ぐことで周囲の装飾が浮かび上がる素敵な作品です。
液だれしない醤油差し加工体験(¥5,000)
【参考】SNS投稿・口コミ
『GLASS-LAB(グラスラボ)』info
- 住所
- 東京都江東区平野1-13-11
- 電話番号
- 03-6318-9407
- 営業時間
- 【月~金】12:00~13:00【土・日・祝】10:00~16:00
※事前の予約制 - 定休日
- 水曜日 ※年末年始 休業 12月29日~1月3日
- アクセス
- 東京メトロ半蔵門線「清澄白河駅」徒歩6分
- URL
- MAP
O2|絶品!フレンチのような中華
本日の〆はミシュランのビブグルマンに掲載された中華のお店を予約!
こちらは日本を代表する中国料理の名店で15年もの間腕を磨いたご主人が2018年にオープン。揺るぎなき基礎にフレンチのエッセンスを融合させた、モダンかつ独創的なフレンチで注目を集めています。
本日はコース料理。ビールで乾杯しメニューを見るなり躊躇なく上海蟹を個別に注文する和歌子姐さん。さすがベテランです(笑)
そして一品目の<ブリとハーブのサラダ>から超お洒落!
見た目はフレンチだけど味は中華なんだって!
さらにマヨネーズを一切使用しないという特製のタルタルソースをかけていただくカマスのフライ。甘ったるくなくあっさりしていて美味しいと好評でした。
最後に登場したのは大きなフカヒレの姿煮。とろとろのフカヒレは「濃厚で美味しい!」と大絶賛!港区なんかだとフカヒレだけでコースの値段に……
白いご飯も出してもらえるから、スープに混ぜて贅沢な食べ方もできちゃう!
――そして、ワインを飲み比べしたうえに紹興酒も飲もうと提案する和歌子姐さん。「10年物、20年物、30年物……」とコンプリートしようとする姉御にさすがの有吉くんも苦笑いでした(笑)
ブリとハーブのサラダ
醤油・生姜・ピーナッツオイルでいただく一品。脂ののった氷見のブリにピーナッツオイルの香り、爽やかなハーブと日向夏の相性が◎
カマスのフライ 特製チャイナタルタルソース
中国の漬物「ディル」と乳酸発酵させた白菜の漬物とヨーグルトを合わせたタルタルソース。脂の乗ったカマスにソースの酸味とコクが◎
上海風フカヒレの姿煮
天日でじっくり干した最高級のヨシキリザメの尾びれを使用。豚のゲンコツ・鶏ガラ・モミジを強火で4時間炊き旨味を凝縮したものに、醤油とオイスターソースを加えコクを増しています。
和&生:酔っ払い上海蟹
【参考】SNS投稿・口コミ
『O2(オーツー)』info
- 住所
- 東京都江東区三好2-15-12 峯岸ビル1F
- 電話番号
- 03-6458-8988
- 営業時間
- 【火~金】18:00~21:00(L.O.)【土】17:00~21:00(L.O.)【日】16:00~21:00(L.O.)
1月10日まで15:00~21:00(L.O.)※現在時短営業中 - 定休日
- 月曜日 ※年末年始 休業 12月29日~1月1日
- アクセス
- 東京メトロ半蔵門線「清澄白河駅」徒歩4分
- URL
- MAP
まとめ
昔ながらの街並みにお洒落なお店が点在する、地味すぎず派手すぎない清澄白河。ワインに革小物にガラス工房などモノづくりをする職人さんも多いクリエイティブな街のようです。
2020年最後にふさわしいのんびりしたお散歩でした♪
今回の視聴者プレゼントはラルコバレーノさんの『スマートミニウォレット』!