お散歩エリア
『町屋』駅周辺
『路地に入れば驚きの連続!職人の街・荒川区町屋』
2019年9月21日(土)放送分
ゲストさんは…
- ふかわりょうさん
- トラウデン直美さん
物づくりが盛んな荒川区の真ん中にあり、3つの路線が乗り入れる町屋。板前さんの斬新カフェメニューや、衝撃のプロジェクションマッピング法要、凄腕職人が教えてくれる版画体験など路地裏で驚きの発見が続々です!
ショーパン産休中シリーズ第13回目!
小林一心堂 / カド珈琲 / 町屋光明寺 / アフリカ屋 / MISAWA&WORKSHOP / 松崎大包堂 / うじいえ
小林一心堂|150年の歴史を誇る剣道具店!
荒川区は久々だな~とわくわくしていると、遠くから「グーテンターク!」とドイツ語で登場したふかわさん&トラウデンさん。
道すがら自身のブレイク話でトラウデンさんを困らせるふかわさんに竹刀で一発!「そういうことをしちゃいけません!」とお店のお母さんに叱られる有吉くん(笑)
こちらは慶応3年に徳川幕府出入の兜師だった初代が、剣道具づくりに転業し創業した老舗剣道具店。昭和初期に活躍した剣道界の第一人者である中山博道さんも愛用し、後に東京国立博物館に寄贈されています。
頑丈で重厚感がある胴は鮫革など希少な素材が使われている物もあり、お値段はピンキリのようですが身に着けるだけで気が引き締まりそうです。
4,5万の物からオーダーになると100万越えも!!
ふかわさんが胴を装着してみると、またもや竹刀でバシバシ殴る有吉くん。注意されても全く反省していません。
ちなみにひいおじいさんが剣道で名の知れた方だったというトラウデンさん。現在で言う最高位の八段を所持していたそうです。
- 寅鮫の胴(¥600,000)
- 小林正二作モデル面(¥250,000)
『小林一心堂』info
- 住所
- 東京都荒川区町屋1-2-3
- 電話番号
- 03-3895-1031
- 営業時間
- 【平日】11:00~19:00【日曜】11:00~18:00
- 定休日
- 月曜・祝日・第1第3日曜
- アクセス
- 東京メトロ千代田線「町屋駅」より徒歩1分
- URL
- 小林一心堂
- MAP
カド珈琲|板前さんがつくる生ツナサンド!
突然「昨日ここ(町屋)に泊まった」と衝撃発言のふかわさん。変だよと言われながらも前乗りは当たり前だそうで、意識高いけど面白すぎます(笑)
そんななか板前さんがいるというお洒落なカフェに足を止めます。
こちらは仕出し屋さんが営むカフェで、熟練の板前さんが調理を担当。路地裏にある隠れ家的なお店で、カフェとは思えない斬新で美味しいメニューが人気です。
お店イチオシの<生ツナサンド>やミックスフライなど、新鮮な海の幸を使ったメニューがおすすめです。
具沢山の生ツナサンドおいしそ~
火を入れたシーチキンとは一味違うみたい!
有吉くんが注文したミックスフライ定食は、お刺身で食べられるほど鮮度の良いお魚を使いフライなのに軽やかな味わい。「最高!」とどれも美味しいと大満足でした。
- 有吉くん:シーフードミックスフライ(¥900)
→新鮮な鯵、海老、メカジキのフライ、マグロのレアカツを盛り合わせたメニュー。 - 水出しアイスコーヒー(¥400)
- 漬けマグロを使った生ツナサンド(¥850)
→市場から毎朝仕入れる天然マグロを生のまま甘辛ダレにつけ、アボカドとからしマヨネーズをサンド。
いちいち話しかける厄介なふかわさんに、緊張からか反応が薄いスタッフさん。「相性良くないから話しかけないで」と有吉くんが制止します。
さらにモデルさんなので揚げ物は自制しているというトラウデンさんに、「今を精一杯生きるってことが大事」と謎の助言を捧げるふかわさん。
それを遮るようにパシャパシャと写真を撮って邪魔する有吉くんでした(笑)
【参考】SNS投稿・口コミ
『カド珈琲』info
- 住所
- 東京都荒川区町屋1丁目22-6
- 電話番号
- 03-3809-0438
- 営業時間
- 【月・水・木・日】9:00~18:00【金・土】9:00~21:00
- 定休日
- 火曜
- アクセス
- 東京メトロ千代田線「町屋駅」より徒歩4分
- MAP
町屋光明寺|プロジェクションマッピング法要
カド珈琲さんを出ると結構な雨が……。傘をさしてお散歩再開です。
ふかわさんが来るといっつも雨だな~
とそこへ<プロジェクションマッピング法要>と書かれたのぼりを発見!
どうやらお寺のようですが建物は立派なビル。東京では土地が高いため範囲を上に伸ばすしかないんだそう。納得の理由です。
こちらは岐阜の光明寺の分院として建てられた5階建てのお寺。御本尊には阿弥陀如来を祀り、御利益は極楽への浄土往生とされています。
3人は早速、気になるプロジェクションマッピング法要を体験。
法要とは亡くなった人を供養するだけでなく生きている人に仏の教えを説くものですが、その伝わりにくさを視覚的・聴覚的インパクトを狙ってプロジェクションマッピングを導入したそうです。
――暗転すると激しめの音楽とともに映し出される様々な映像。
そして浮かび上がる
『煩悩』の文字。
えっ!?フェス感ハンパない(笑)
最後は穏やかな音楽と共に阿弥陀様が映し出されます。
ちょっと衝撃過ぎて笑ってしまいましたが、法要の概念が覆されます。若者や長時間の沈黙に耐えられないお子さんとかは楽しめるのではないでしょうか?
お経を聞いてお寺を出ると「心の雨があがりました」とふかわさん(笑)蒸し暑くなってきました。
プロジェクションマッピング法要は予約が必要ですが、最上階のご本堂はだれでも参拝OK!
【参考】SNS投稿・口コミ
『町屋光明寺 東京御廟』info
- 住所
- 東京都荒川区荒川7丁目5-8
- 電話番号
- 0120-112-259
- 開館時間
- 10:00~17:30【金】10:00~19:30
- 休館日
- 月2回 休館日あり ※お問い合わせください
- アクセス
- 東京メトロ千代田線「町屋駅」より徒歩3分
- URL
- 町屋光明寺
- MAP
アフリカ屋|色とりどりのアフリカプリント!
線路沿いを歩く3人。線路を見るとほっこりするとふかわさんとトラウデンさんが意気投合すると、「線路みてほっこりってなんだよ!」と有吉くんがぶち壊します。
ちょっとモメたところでなにやら不思議なお店を発見!
こちらはアフリカで作られている生地を使った洋服や雑貨のお店。コートジボワールやガーナなど、ご店主自ら現地へと足を運び調達した色とりどり生地が所狭しと並んでいます。
色鮮やかで個性的な生地がたくさん!
見てるだけで楽しくなっちゃう♪
お店の生地でオーダーメイドもできるそうで、アフリカ出身のテーラーが手掛けてくれます。
有吉くんはアフリカの民族衣装であるブブを着せてもらい、さすがに待ち合わせとかに着てこられたら引きますけど思いのほかお似合いでした(笑)
- アフリカ屋オリジナルローブ(¥15,400)
- アルミ缶の帽子(¥3,900)
→ラガーの空き缶を素材とし、痛くないように内側はレザーのような素材があてられています。
【参考】SNS投稿・口コミ
『アフリカ屋』info
- 住所
- 東京都荒川区町屋2丁目9-8
- 電話番号
- 090-1819-6171
- 営業時間
- 11:00~19:00
- 定休日
- 不定休
- アクセス
- 東京メトロ千代田線「町屋駅」より徒歩3分
- URL
- アフリカ屋
- MAP
MISAWA&WORKSHOP|靴とアートを融合させる職人!
3人は『東京さくらトラム』という愛称がつけられた、都電荒川線を眺めつつ散策。
途中積極的に話しかけてくれたお父さんにも無視されるふかわさんと、謎のほっこりポイントを探しつつ路地裏へと歩を進めます。
すると「高田純次さんの散歩でみたー!」と有吉くん。※実際はぶらり途中下車の旅
なにやら超お洒落な靴が売っているお店ということですが、実はふかわさんもご主人とは面識があり対談されたことがあるようです。
こちらはオーダーメイド専門の靴屋。ご店主の三澤則行さんは29歳でドイツの国際靴職人技能コンテストで金メダルを獲得した実力者。靴にアートを掛け合わせた芸術性の高い独創的な靴が特徴です。
海外でも評価が高く、スパイク・リー監督など多くのハリウッドスターも愛用しています。
オーソドックスで35万!
オーダーは現時点で約一年半待ちだそう……
わざと錆びさせたようなデザインのものや、到底靴とは思えない未来をイメージした作品など、もはや美術館に飾ってもおかしくないようなものばかり。
少なくともお散歩向きではないですが、アートとして飾り眺めるのもいいのかなと思います。
- MusicII(非売品)
→バイオリンをモチーフにし、オリンピックのメダルをデザインしたドン・キル・パトリックさんとコラボした作品。靴裏にも美しいカービングが施され、なんと版画になるんです! - Rust 錆(¥628,560)
→錆びさせた革を使用しリアルなアンティーク感が表現された作品。 - Vehicle(¥2,797,200)
→未来をイメージし履くと言うよりは乗るようなイメージで作られた斬新な作品。SFデザインが特徴の巨匠シド・ミードへのトリビュート作品。
【参考】SNS投稿・口コミ
『MISAWA&WORKSHOP』info
- 住所
- 東京都荒川区荒川5-46-3,1F
- 電話番号
- 03-6807-8839
- 営業時間
- 完全予約制
- 定休日
- 不定休
- アクセス
- 東京メトロ千代田線「町屋駅」より徒歩7分
- URL
- MISAWA&WORKSHOP
- MAP
松崎大包堂|職人に教えてもらえる版画工房!
ふかわさん曰く、芸人も住職も靴職人も《心を動かす》という観点から皆一緒だそうです。
そろそろお別れの時が……と言いつつも木版画体験の看板を目にするとお邪魔することに。普通のお宅に可愛らしいおじいちゃん。
こちらは75年以上に渡り江戸木版画を刷り続ける工房。版画会で唯一『瑞宝単光章』という勲章を受章した熟練の摺師 松崎啓三郎さんからご指導いただけます。
本来は絵師・彫師・摺師に渡り完成させる木版画ですが、この体験ではいわゆる摺りの部分を体験できます。5種類の題材から選択し、それに1,2色の色を入れていくというものです。
版木に色料を塗り、“見当”と呼ばれる目印に紙を合わせてパタンと重ねます。その後バレンを用いて手早く摺ると紙に模様が浮かび上がります。
スリスリするだけと思いきや、キレイに完成させるのは意外と難しそう。
何度も注意されながらも、雲のある版木で富士山の空に色を入れたふかわさん。ちょっと摺る力が弱いと言われ「お父さんの目にはバレちゃう」と降参するも、「誰の目にもそうだよ」と容赦ない先生(笑)
一方見て学んだのか一発で綺麗に完成させるトラウデンさん。女性の着物に柄を上手に入れました♪
【参考】SNS投稿・口コミ
『松崎大包堂』info
- 住所
- 東京都荒川区町屋3丁目31-16
- 電話番号
- 03-3892-3280
- 営業時間
- 8:30~11:00、12:00~15:00 ※予約制
- 定休日
- なし
- 料金
- 体験料(¥600)
- アクセス
- 東京メトロ千代田線「町屋駅」より徒歩9分
- MAP
うじいえ|路地裏の隠れ家的な蕎麦屋!
「ご飯食べて終わろう」と有吉くん。2週分の撮れ高が足りるか心配するふかわさんに「誰が(2週に)分けるんだふかわで」と辛口コメント。
お店が無さそうな静か~な路地裏で、タイミングよくお蕎麦屋さんを発見しました。
こちらはこの道30年の蕎麦職人のご主人が2013年にオープン。蕎麦粉十割につなぎの小麦粉を一割混ぜた<外一蕎麦>は、蕎麦の風味を生かしながら喉越しを追求したオススメの逸品です。
- 温かいそば
- 玉子とじ(¥880)
- 鳥南そば(¥980)
- カレー南(¥980)
- 山かけ とろろ(¥980)
- かき揚げそば(¥1,500)
- 穴子天そば(¥1,700)
- 鴨南そば(¥1,600)
- 天ぷらそば(¥1,750)
- 冷たいそば
- せいろ(¥750)
- 辛み大根(¥980)
- 鳥南せいろ(¥980)
- とろろせいろ(¥980)
- かき揚げせいろ(¥1,500)
- 穴子天せいろ(¥1,700)
- 鴨汁せいろ(¥1,600)
- 天せいろ(¥1,750)
※大盛り+¥200、追加せいろ+¥600
外一蕎麦(せいろ蕎麦)には香りと歯ごたえが強い北海道 雨竜産の蕎麦粉<レラノカオリ>を使用。蕎麦粉はあえて粗挽きを混ぜることで、蕎麦粉の特徴である香りを際立たせます。
田舎蕎麦は蕎麦の実を殻ごと挽くことで強い香りを楽しめる、福井県産の蕎麦粉を使用しています。
歯ごたえの良いお蕎麦に大満足の3人でした!
有吉くん:穴子天せいろ(¥1,700)
→毎朝市場から仕入れる新鮮な穴子と野菜ソムリエのご主人が季節の野菜をチョイスしています!
ふかわさん:辛み大根せいろ(¥980)
→こしが強く噛むほど香りが広がる太打ちの田舎蕎麦は辛み大根で甘さがいっそう引き立ちます!
トラウデンさん:小エビ天おろしぶっかけ(¥1,350)
【参考】SNS投稿・口コミ
『うじいえ』info
- 住所
- 東京都荒川区町屋3-5-13
- 電話番号
- 03-6807-8538
- 営業時間
- 11:30~13:45、17:30~22:00
- 定休日
- 月曜・火曜
- アクセス
- 東京メトロ千代田線「町屋駅」より徒歩5分
- URL
- うじいえ
- MAP
まとめ
張り巡らされた路地にはこだわりのカフェや雑貨ほか、衝撃のプロジェクションマッピング法要や靴や版画など熟練の職人さんとの出会いで新しい発見もたくさんありました。
今回の視聴者プレゼントはアフリカ屋さんの民族衣装「ブブ」でした!